LIFE(仮題).

つれづれ……というにはあまりにも休み休みですが(笑)。

将棋の瀬川さん、晴れて四段棋士に 異例のプロ試験合格(asahi.com)

まあこれは別につらいニュースではないんですが。
わたしがこれまでこの話題に一言たりとも言及していなかった理由は単純、わたし自身がこのプロ棋士試験には懐疑的、というより反対だったからです。
流れとして完全に「合格ありき」「話題優先」という態度が透けて見えた、というやり方に疑問があったこともその一因ですが、なによりも引っかかったのは、「瀬川氏が元奨励会三段であった」というその事実。不備があろうがなんだろうが、制度を利用して(=正規の手順を踏んで)なれなかったプロ棋士という立場に、こういう方法で就けていいのだろうか、という疑問があったわけです。もちろん、今も。
問題にすべきは制度であって、人をどうこうしようというわけではありませんが、ルールがなし崩しになりかねない例外をこんな形で作ってしまうのはいかがなものでしょうか。



あ、でもちょっと嬉しいと思ったことも書いておこう。