LIFE(仮題).

つれづれ……というにはあまりにも休み休みですが(笑)。

学校裏サイトに「消えろよ、虫けら」 退学の女性が提訴(asahi.com)

通常の「いじめ」の範疇で扱われる話題は措いておくとして(あまりにも責任の所在が明確すぎて今さら話す気にもなれませんが、いじめは10000%加害者の罪です)。
「インターネットの発信ツールは、個人が非常に簡単に開設・更新できるものであるが、責任は軽減されない」という、あまりにも初歩的な原則を理解していない人間が多いなぁ、ととみに思います。ま、思いつくままに吐き出す戯言と同じレヴェルで考えているのでしょうかね。仲間内の与太話と違って、ネットにアップロードすれば(適切な方法で)それを証拠として保存しておくこともできるし、発言者を特定することだって可能なわけです。そして、なにより大切なのは、ネットで軽く吐き出そうが何をしようが、実はこの発言は全世界に向けて送ったメッセージであるという公的な側面を持つことなんじゃないでしょうか?
だらだらとつまんないことばっかり書いているこのブログだって、最低限そのルールは守っているわけです。そして、わたしは自分が吐いた毒舌に関しては責任を負っていることを重々承知しています。
言葉は(そして態度は)、安易にいくらでも先鋭化させることができる分だけ、深い傷を他人に負わせることができるのです。その傷は外からは見えず、それゆえに癒えることのないまま、傷ついた人の全身をむしばんでいくのです。