「ザ・マジックアワー」
前々回と前回の映画鑑賞間隔は3年もあったのに、なんとそれから2週間後にまた映画館ですよ!!なんということでしょう!!!。
なんというか、いささか遅まきながら一人遊びを満喫できるようになろうと思いまして……(笑)*1。
というわけで、この数週間、監督と主演がやたらTVに出まくっていたので*2つられて(?)観たくなってしまった「ザ・マジックアワー」に行ってきました。仕事からの逃避です。昼下がりの映画館でしたが、結構混んでましたね。
はじめ、「うげ、2時間半も上映時間が?」と思っていたんですが、笑っていたらあっと言う間にエンドロールでした。ぷぷぷと笑う間に思いっきり真剣なテーマを投げかけて、しかもさらりと回収してしまうのが三谷ドラマの三谷ドラマたる部分だとわたしは思っているのですが、今回も存分に堪能させていただきました。
奇しくも昨日亡くなった水野晴郎の名台詞「いやぁ、映画って本当にいいもんですね」というのがこの映画の大きな柱になっているような気がします。笑い、楽しみ、忘れずになにかを持って帰る、そんな感じでした。
以下雑感(ストーリーに触れるとか苦手なので)。
- 寺島進が、「アフタースクール」における堺雅人のような役回りで素敵すぎました。格好いいなぁ。
- 深津絵里が、ものすごく良い意味で色気がなさすぎるのが良かったです。割れ鍋に綴じ蓋っていう感じが。
- それにしても、佐藤浩市は三國連太郎にそっくりに……。親子だから当たり前なんですけど、でもそういうのを越えてる程に似ている瞬間が!!
- あんな人もこんな人もそんな人もカメオ出演、すげー。いちばんのお気に入りは、あのモノクロ画面のシーンのあの女優さんですね。ああいう映画とかドラマにものすごい出てそうな感じ、わかるなぁ……。
- 妻夫木聡のオールバックは、ただでさえおかしいのになぁ。
- 伊吹吾郎、かっこいー!!!
- 香川照之は、なんとなくずるいです。なんか、出てくるだけでもう。
- あ、あの制服系偉い人のキャスティング、卑怯……(でもエンドロールで腑に落ちましたけど)。