LIFE(仮題).

つれづれ……というにはあまりにも休み休みですが(笑)。

サニーブライアン号が死亡 (JRAホームページ)

このブログに書こうとして、機を逸してしまったモノの一つに、「好きな競馬実況」の話があります。
つい先日まで、関東圏で放映している「みんなのKEIBA」でやっていたあのコーナー。わたしはあれが好きで、自分が選ぶとしたらどれをベスト3に入れるか、考えていました。
わたしにとっての「好きな競馬実況」ベスト1。1997年ダービー。三宅アナウンサーの実況です。
「もはやフロックでも何でもない!」
わたしは教育実習中で、実家のテレビでこのダービーを観ていました。先頭で4コーナーを回ったとき、ドキドキしながらも勝ってくれると確信しました。
出足が速い訳じゃない、なのに、気迫で先頭に立って皐月賞を逃げ切った馬と、腕はあるのに埋もれた存在だったジョッキー。なんだか、惹かれる組み合わせでした。
18番枠を引いて、逃げて。
「1番人気はいらない、1着だけが欲しい」
疑いようのない実力を見せつけてくれた、そのダービーを飾る一言でした。


のめり込むような競馬好きだった「あのころ」を飾る一頭が、また逝ってしまいました。
大西騎手*1の言葉が、胸を打ちます。

*1:今は馬事専門学校の校長先生ですが