LIFE(仮題).

つれづれ……というにはあまりにも休み休みですが(笑)。

学芸

ミイラ発掘:「これまでで最も美しい」と発表(毎日新聞)

棺がすでにとっても鮮やかな彩色です。どんな人が出てくるのか、副葬品は、などなど興味は尽きません。それから、このミイラが出てきたピラミッドそのものの保存状況はどうなんでしょう?

虫のフンだった!…古墳石室の土粒、学者ら「まさか」(YOMIURI ON-LINE)

こういうコトがあるから研究は難しく、面白いんですけどね。 でもこれを一生懸命論証しようとしていた人たちは一気にションボリ、だろうなあ……。

寄託:志賀直哉宛の書簡など5400通、近代文学館に(Mainichi INTERACTIVE)

「言文一致」とか「自然主義」(でもって「私小説」があったりする)などを標榜して突っ走った近代文学ですが、意外とわからぬ作家のプライヴェートな考え、という点で面白いですよね。図らずも、今度発売されるベストアルバムのジャケットに採用された*1、…

5世紀の大豪族・葛城氏の「王宮」か 奈良で巨大建物跡(asahi.com)

いやぁこれは、久しぶりにワクワクするモノが出てきました! 葛城氏は畿内の有力豪族(蘇我氏などもそう)で、「臣」の姓を朝廷から受けています*1。大王家との姻戚関係を結べるほどの家ですから、当然、当時の為政者あるいはそれに準じた様式を保有している…

草かんむり、3画に 4画派・大修館書店が「決断」(asahi.com)

いわゆる漢文史料を読もうとすると、確かに「くさかんむり」は4画なんですけどね。 でも現行の常用漢字では3画ですから、この辺の使い分けができていれば問題ないのですけれど。 そのうちそうもいかなくなってくるのでしょうかねえ。

ミイラ発見:エジプト・カイロの遺跡で 早大研究所が発表(Mainichi INTERACTIVE)

写真を見る限りでは、相当良い状態のミイラのようですね。もしかしたら埋葬されている人物も奇麗に保存されているかも。ファラオではない人物のミイラなので、副葬品の比較なんかも面白そうですね。

家康、秀吉の配慮に礼状 小田原攻め前に綱引き?(asahi.com)

まあそりゃ、単純に直接対決*1から見ていくと、家康>秀吉になるわけでして。 だからこそ、後に徳川幕府は江戸に開かれるわけなんですけど。 *1:小牧・長久手の戦い(1584年)

遣唐留学生:墓誌を初発見 日中交流史に新たな側面

おお、これは面白そうです。 まあだいたい墓誌というものは誇張されていたりするものですが、「墓誌が作成された」という事自体に意味があるかと。 現物(写真でも)が見てみたいなあ。 あ、ところでみなさん「西安=(唐時代の)長安」ということはご存じで…

チンギス・ハン:霊廟をモンゴル西部で発見

うーむ。 『元史』の*1信憑性というのが判然としかねるので、なんとも……。 まあ、この手の記事はある程度信頼できる、というのが普通ではあるんですが。 もちろん、本物だといいなあと思っているんですよ。解明されるために探求しているんですから。それがど…

心のどこかに

捨てておけない気持ちのある「高句麗」問題。 高句麗を建国したのは新羅や百済とは異なる系統の人々だ、というのはあるとしても、それが一体なんだっていうのだか、というのがわたしの感覚。民族意識なんて、中世以降に芽生える物じゃないだろうか。 余録。 …