LIFE(仮題).

つれづれ……というにはあまりにも休み休みですが(笑)。

オリンピックあれこれ

http://athens2004.nikkansports.com/judo/f-ol-tp4-040815-0001.html
 谷亮子(28=トヨタ自動車)が左足首のけがを感じさせない軽快な動きで五輪連覇を達成した。金メダルが決まった瞬間、握りこぶしを高々と上げ、涙ぐみながら全身で喜びを表現した。試合後のインタビューでは「シドニーの時より何倍もうれしい」と目を真っ赤にしながら話した。

 いやー、やっぱり谷亮子はすごいや。
 たぶん、怪我は相当深刻なはずで(これまでの蓄積もあるし)、今回がギリギリ限界なんじゃなかろうか。それでも金メダルまで到達するってのはねえ。
 野村忠宏が強さを見せつけて達成した3連覇もそうだけど、やはり最後は経験が物を言うのか。自分の目標を設定している以上、それに向けて自分を苛めるのは(普通はそれを努力という)当然のことなんだろうけど、その目標値の高さが障害をクリアさせてるんだろうな。やっぱり設定値は高いに越したことはないな、と。
 そうそう、会場で谷佳知がすごく嬉しそうにしていたことが印象的でした。いいなあ、金メダリストの応援が無条件でついてくる野球(笑)。サッカーも誰か一人くらいキープしておくべきじゃなかったか?


 卓球予選では福原愛が逆転勝利。http://athens2004.nikkansports.com/f-ol-tp0-040815-0090.html
 地顔にだまされがちだが、冷静な試合運びに成長の証が。
 「英才教育」という概念があまりなかった日本のスポーツ界で、彼女のように幼少時から注目を浴びて真っ当にスキルを伸ばした選手、というのは今後の指標の一つになるかもしれないなあ。まあ、考えたら「リトルリーグ→高校野球→プロ」という流れが大リーガーをぞくぞく生んだ「日本野球」を支えてきたわけで(一例として)、そんなの今更確認するまでもないのだけれど。うん、でも「バンビの部」からってのはやっぱりなかなかないな……。